安定した会社勤めは存在しない?!現代社会の現実と時代に沿った仕事とは

安定した会社勤めは存在しない?!現代社会の現実と時代に沿った仕事とは

先日3月11日を迎え、
2011年に起きたの大震災から7年が過ぎました。

『3.11大震災』では戦後最大の被害を被り、
その爪痕は今だ多くの被害を出すこととなりました。

この震災を境に社会が大きく変わった様な気がします。

そして、僕がネットを使い稼ぎを生み出す方法に出会ったのも
この震災による影響を目の当たりにしたことにあります。

そして震災による変化ももちろんですが今世界中が転機の時を迎えています。

そのため、これまでの常識や価値観は何の役にも立ちません。
この先の時代を生き抜くためにはこれまでの常識や概念にとらわれることなく
変化するそれらの社会や経済に沿った仕事や暮らしを行なわなくてはいけません。

今回は、僕がネットビジネスを始めたキッカケになった出来事と
これからの暮らしの術についてお話ししたいと思います。

 

勤めが安定しているとは限らない。

当時、僕はそれまで行っていた紙媒体での広告業をやめ
派遣で働き始めたばっかりのことでした。

そこはカメラのパーツを製造するキャノンの下請け工場でした。
あれは勤め始めて間もないころようやく仕事に慣れ始めた時のことです。

震災の翌日のことでした。

朝、現場に向かうと社員だけでなく、お偉いさん方が集まっていました。
そこでいわれたのは、『一時休業せざる負えなくなりました』

『エッ!!!!!!』

やっと仕事に慣れて、これからという時に突然の事態・・・・

しかし、この時の状況は、誰も予想にしていなかったことでした。

それは震災の大津波によって、姉妹工場との連絡がつかなくなり、
僕がいた工場で使われていた材料の供給や前工程が全部なくなってしまったのです。

大震災の現状は多くの方がニュースで知っているでしょう。
しかし、そのことで起こった出来事は当事者でなくてはわかりません。

2011年に起きた大震災では、多くの命が失われ、そして多くの企業がダメージを受けました。
連絡がつかなくなった工場の事は、詳しくは聞かされなかったのですが、
海にかなり近い工場ということは知っていたので、
これ以上担当やお偉いさんに聞けることはありませんでした。

多くの命が失われた痛ましい震災でしたが、
その時、これまでの仕事をやめ、
派遣とはいえ就職したばかりの僕の頭の中には、
現状の生活をどうするかの方が深刻な事態でした。

それまでの事業の借金もありましたし、税金なども残っていました。
生活はギリギリでとても他の人の事を考える余裕なんてありませんでした。

幸いにもその時の休業では、キャノンが休業保障をしてくれたのですが、
再開されたのは夏を過ぎた頃でした。

それでもすぐにフル操業というわけではなく、
海外を含む他社の工場などから材料を取り寄せてのことだったので
まともに再開された頃には年が明けようとしていました。

しかし、問題はこの先です。

それからしばらくして、また事件が起こるのですが、
これが勤めも安定しないなと感じた出来事でした。

翌年2012年に起きた事件『中国の反日運動(暴動事件)』でした。
日本製の車がひっくり返されたり、
日系企業のお店や施設が破壊されたりと大変な事件でしたね。

そして、僕のいたキャノンの下請け工場は起業縮小を余儀なくされました。

当然ですよね?
何故なら、中国出荷用のカメラを作っていたわけですから・・・

その時にわかったのは

『企業でも何が起こっているのか事態を把握しきれていない』

ということです。

 

企業やお偉いさんでも全ては解っているわけではない。

当然、中国に向けて製品を作っていたので、
暴動が起き、日本製の製品を「買わない」「使わない」といっているのですから
そんな市場があるわけがありません。

しかし、僕が驚いたのはその時の企業のあり方にありました。

この暴動のちょと後、あるネットニュースに目に止まりました。
それはキャノン社長のある経営方針の修正と今後の事業展開についてでした。

その内容の中に「中国向けの製品の出荷及び製造の全面撤廃」がありました。

『またか』と思い僕はそのニュースを知った翌日、社員にこう訪ねました。
『すいません、ニュースでキャノン社長の会見を見たのですがここはどうなるのでしょうか?』

ニュースの社長の会見内容も驚いたのですが、
この問いかけに対しての現場のお偉いさんの答えはもっと驚くべきものでした。

社員『それはどういうこと?』

僕『・・・え、ニュースの会見知りませんか?キャノンの社長の・・・』

社員『ちょっとまってね・・・』

すぐさまその社員は工場長を呼び、僕は工場長にニュースの内容を話しました。
その話を聞いた工場長の顔は青ざめ、ちょっと呆然としているように見えましたね。
それから慌ただしく事務や他の管理職が集められ、
キャノンに問い合わせを始まったのですが
なんと担当するキャノン社員も知らされていないとのことでした。
(もしかしたら口止めされていたかもしれませんが・・・)

管理職や社員の方々が僕のところにきて、
『その話はどこから?』『どのニュース』などと聞いてきました。

確かに僕が見たのは、ネットの経済専門ニュースサイトで
民法のテレビではないので派遣や平社員は知っていなくても仕方ないだろうとは思っていました
ですが、下請け企業とはいえ本部の決定を知らされていないと言うのはびっくりでしたね。

僕は事務室に行き、パソコンを借りていいですか?と言って、
経済ニュースのサイトの会見動画を見せました。
そうしている間にキャノンに電話が繋がり、事態を把握することになります。

『中国向けに作っているカメラやその他の製品の製造の撤廃』

その他の製品が何だったかは詳しく覚えていませんが
会見ではとしっかり告げられていましたし、
そのことでちゃんとキャノンが挨拶に来ると言うことになりました。

怖いでしょ?これだけの情報を下請け工場の誰の耳にも入っていないという現実。
その後、工場は大幅な人員削減と新設工場の建設中止という事態に発展しています。
そして、多くの社員さんや管理職の方までもが転職を余儀なくされていました。

その中には、結婚して子供が生まれたばかりの方や学校を卒業後に入社し、
創業間もなく入社され、あと10年ほどで定年を迎える方もいらっしゃいました。
キャノンに引き抜きの話のあった社員もいたそうですがその方も社員になれることはなく、
また就職活動を行うことになったそうです。

『この年(50後半)で再就職はあるわけない、どうしたらいいかね?』
こう放ったのは、その工場で30年以上も勤めている機械のメンテナンスなどをされる方でした。
しかし、メンテナンスなどのエンジニアは作業員が減っても必要だろうと思っていたのですが
この方にも話が及んでいたんですね。

その方のぼそっと放った言葉は、その当時の僕に重く刺さりましたね。

やっとの思い出就職し、定年まで勤め上げる覚悟で頑張ってきたにもかかわらず、
また本社に引き抜かれるほど頑張っていたのにもかかわらず、
職を失う結果となってしまった現実を見ていて僕は落胆しかありませんでした。

その工場は今でもあるのですが僕がいた当時の社員総数は他の営業所、
工場の派遣も含め1000人を超えていたのですが、
今ではわずか数名の社員と派遣の総勢20人にも満たないそうです。

当時、増産も予定されていましたし、新設工場の増設、
社員や作業員の募集も連日行なわれていた企業が突然全ての仕事を失ったわけです。

そして、そうなることを下請けや本社社員でも知らされていない、把握できていなかった事実。
こんなに恐ろしいと思ったことはありません。

 

企業や社会に便り切らない暮らしを

この様な企業に振り回される体験をキッカケにいろいろと考えるようになりました。

もちろん、こんなことは特殊なケースかも知れませんが
しかし絶対にありえないとは言い切れません。

現に地球規模で自然災害が頻発している時期に突入している事実があります。
また、災害以外にも社会や経済は目まぐるしく変わっています
特にネット社会の今、そのスピードはますます加速している状況です。
そのため、例え大きな企業であっても全てを把握することはできません

大きな企業であってもダメなときはダメになってしまうものです。
また、大きな企業だからこそ、ダメージもデカイものになるのかもしれません。
これはホワイト企業とてたいした違いはありません。

つまりは安定した勤めや企業というものは存在しないということ。

そのためこの先企業や社会、政府に頼っていても
自分が苦しい思いをすることになるだろうと言うことだけは予想することができました。

なぜなら、日本の平均年収では生活に余裕はあまりなく、
更に安定しないということと合わせると不足の事態に陥る可能性があります。
また税金や公共料金と言った生活にかかるお金は増加の一歩をたどっているので、
これも合わせて、この先現状維持の仕事であった場合には必ず苦しくなります。

そこで考えついたのが自分の暮らしは自分で守るということ!

そして、出会ったのがネットビジネスです。
ネットビジネスは個人でもほとんど資金や設備を要せずにできるビジネスです。
また、やり方によっては企業に匹敵する稼ぎを持てる可能性もあります。

始めてみてわかったのですが勤めの仕事より遥かに楽に稼ぎを上げることができます。

当然、初めは覚えることや作業になれが必要となります。
これは勤めの仕事であっても同じだと思います。
ビジネスの結果が出るまで不安になることもあるでしょう。
しかし、ネットビジネスやればやるほど、
勤めと比べて格段に楽に稼ぐことができるようになります。

そのため、その収入の質は想像できないほどの違い、差が生まれます。

ネットビジネスの利点を簡単にまとめると

  • 時間は自由
  • 服装や髪型も自由(スーツを来ている人は以外に少ない)
  • どこでも行える(都会・地方・自宅・カフェなど・・・)
  • 稼ぎ口は複数持てる(これが実質上の安定に繋がる)
  • 束縛や制限はない(好きな事を仕事にできる)

僕は難病を抱えていると言うこともありますが基本、家事の合間にビジネスを行っています。
自宅で行っているので度々黒毛(猫)に邪魔をされますがそれもまた楽しい時間となっています。

ぜひ、この先苦しい暮らしにならないためにも
ネット化する社会を理解し、ネット社会にあった仕事や暮らしを行いましょう

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