これから稼ぐために学ぶ得べきことは?人生を変える勉強法!
時代は、加速度的に進化しています。
ここ数年で社会や経済、仕事といった僕達の暮らしは劇的な変化を遂げました。
がしかし、学校で教えられていることは戦後から今までの半世紀以上に長い時間あまり変化がないのが現実です。
社会や経済が劇的に変わったのですから、勉強方法も勉強内容も変える必要があります。
そこで、今回は学校では教えてくれない勉強方と何を学ぶべきなのか?
僕が考える、この先勉強したほうが良いのは『独自性』の考え方、生み出し方です。
これまでの学校教育や社会では、その学科や分野ごとに決まった”答え”に辿り着くための方法でした。
ですが、これでは多様化するニーズやグローバル社会、AIの社会進出に対応しきれません。
なぜかと言うと多様化する社会ではその”答え”が不確かで、また絶えず変化しているので合わせるのが難しいからなんです。
『独自性』を生み出せるようになれば、あなたは仕事に困る、収入に困るということはなくなります。
これまでの教育は、答えに辿り着くための方法?!
日本の教育の現場で教えられている勉強とは、答えに向かって最短の道を探る方法です。
しかしその答え、つまりはゴールなのですが、これは時代と共に変化をしていることに気づいていない方が大半です。
どういうことかというと、学校の成績は何のために上げるかというと少しでも良い学校に進学するため、もしくは少しでも良い企業に就職するために行うものでした。
ちょっと考えて見てください。
例えば、A専門学校卒の就活生とB専門学校の就活生がいたとします。
学校は違いますがどちらもレベル的には同じで、どちらの学校でもC言語プログラミングの専門学校だったとします。
この場合、あなたはどちらの就活生を採用しますか?
これがもっと人数が増えて、A専門学校から10名の就活生、B専門学校からは20名の就活生がきたとします。
全員、C言語プログラミングができます。そして全員性格が良く真面目な生徒達です。
さあ、あなたはどの就活生を採用しますか?
この採用を決めるのは、難しいと思いませんか?
つまりは、こういうことです。
中学、高校、専門学校、大学と学校は違えども、何を学んでいるかは学校や専攻している学科によって決まっており、決められた技術や学習内容は一緒だからです。
C言語のプログラミングを教えている学校の卒業生なら、C言語プログラミングを習得するということがゴールなので能力値はそんなに違いがないことがわかります。
今までの戦後50年ほどの時代は社会的にも高度成長期で、たしかにこれらの技術者、能力者が必要でした。
ですが今はどうでしょうか?
僕が高校を卒業した時には、僕以外にパソコンを扱える人は殆どいませんでいた。
しかし、現在30歳以下の人たちでパソコンを扱えないという人たちはいなくないですか?
現代では専門学校や大学が溢れ、プログラミングにしろ、法律家にしろ、医者にしろ、
皆同じような基本能力を持っている人が多くいます。
その為、限りある企業や専門職に就職することが難しくなっているわけです。
成熟社会では希少性が必要!
これまでの、教育は学校という枠の中で、教材という決められた答えにたどり着くための勉強を行っていました。
その為、学校を卒業しているか?卒業していないかの違いしか求められていませんでした。
どういうことかと言うと、
「あなたは高卒ですか?」「あなたは大卒ですか?」
ということをよく聞きませんか?
そして「私は○○専門学校の出身です。」と答えると
「じゃ○○はできますね?」
このやり取りの意味が理解できましたか?
例えば、プログラミング専門学校だったらプログラミングはできると言うことになりますし、
簿記専門学校なら簿記はできるということですよね?看護専門学校なら看護ができるわけです。
はい、そうなんですよ。
つまりは、大勢いるってことなんです。
しかし、これでは、職種や仕事の数は限られているのですから、
全員就職できるとは限らないわけですよね?
でも、こんな人ならどうでしょうか?
「私はデザイン専門学校を卒業しましたが、プログラミングや機会工学にも興味を持ち、プログラミングの資格も持っています。」
こうなると希少性は上りますよね?
更にこんな人がいたらどうでしょう?
「私はプログラミング専門学校に通いながら、企業が主催するセミナーで経営を学びました。
なので、経営で必要な事務会計のソフトを作ることができます。」
こんな人なら、即採用になりそうじゃないですか?
実は現代社会は、成長期ではなく、成熟期なんです。
求められているニーズに応えられる人やモノは溢れているんです。
その為、就職をしたいなら学校を卒業するだけでは余りにも無力です。
求められた答えがわかっている人は溢れているので就職をしたいなら「希少性」を高めなくてはなりません。
しかも、これから更に厳しい時代となります。
これらの答えが決まっているモノは、グローバル化による海外からの就活者やAIの社会進出によって更にあぶれていくことになります。
何故なら答えが解っているものなら、片語でしか話のできない海外の方でも仕事は可能ですし、
AI(ロボット)にだってできる時代だからです。
答えが決まっているならAIにもできる?!
現代は工場で、製品を自動で作成するAIがいるように、
ある答えがわかっているモノなら、AIができてしまう時代に突入しています。
プログラミングができるAIはすでに存在します。
六法全書をすべて記憶し、最適な答えを出すAIはすでに存在しています。
医学に置いても病気や症状をすべて記憶し、最適な治療法を提案するAIはすでに存在しています。
多くの国の言葉を記憶し、翻訳してくれるAIはすでに存在しています。
もっと簡単なものでは、接客と会計が行えるAIは存在します。
僕らが買い物に利用しているネットショップもその1つです。
こうした、答えが決まっているモノに関して、
僕ら人類ではなくAIがやったほうが間違いがなく正確です。
なので、これらの仕事と言うのは、今後ドンドンAIに奪われるということです。
では、何を学べば良いのか?
次に進んでください。
変化する”答え”に対応する能力!『独自性』
これまでの教育は、決められた答えに辿り着くためのものでした。
ですが、時代と共のこの”答え”は変化を遂げてしまいました。
更に、現代の時代の流れは、急加速度的に上がってきています。
なので、この”答え”と言ったモノは、すぐに変化してしまいます。
では、この変化をし続ける”答え”に辿り着く方法は何でしょうか?
実は、簡単な方法があります。
変化し続ける”答え”に対応する簡単な方法とは、その”答え”を自らが生み出すということです。
つまりは『独自性』です。
例えば、西野 亮廣は、お笑い芸人でありながら、脚本家として、更にエンタテイメント起業家として有名になりましたね?彼が書いている絵本は、これまでの絵本とは全く違ったオリジナリティーの溢れる作品です。
絵本に光などの演出を加えるというのは、彼の『独自性』ですよね?
また、ホリエモンさんは元々プログラマーであり、会社の社長さんでしたが、現在の仕事はと言うと技術(モノ)や技術者(作る人)と世間(消費者)を結びつける情報提供が仕事となっています。これも彼にしかできない『独自性』ですよね?
こうした、”答え”を生み出す技術は、現在でも学校では絶対に教えてもらえない技術です。
そして、この”答え”が変化している背景には、こうして独自の”答え”を生み出している人が増えていることでも起こっています。
これが、仕事の多様化であり、ニーズ(必要性)の中に埋もれているウォンツ(付加価値や欲求)を訴追した、ビジネスモデルと言うわけです。
では、この『独自性』を養うには、どうすれば良いのか?
それは、今までの常識を疑うことと、未来を想像することにあります。
『独自性』を養う最良の方法!常識を疑う技術!
これまでにあったものや当たり前と言われた常識は、ほとんど通用しませんし、更に常識は変化しています。
なので、この常識に囚われないようにしなくては行けません。
常識に囚われない、つまり常識を疑い続ける方法です。
これは、例えば、これまでの自動車は、自分で運転しなくては目的ににたどり着くことができませんでした。しかし自動運転技術が向上し、目的地を設定するだけでその場所にたどり着くことができるようになります。
その御蔭で、道に迷うことなく目的地にたどり着くことができますし、自分で運転しなくて良いのですから寝ていても良いわけです。しかも現在の自動車事故は、殆どが人為的なミスから起こっているので、全てが自動運転車両に変われば、事故のリスクもずっと少なくなります。
こんな夢のような自動車ができるなんて、数十年前の技術者には考える事のできない常識だったと思います。
それでも多くの人は、この便利な自動車を買うことを考えてしまいますよね?
当然、この夢のような自動車に乗るためには、現代の常識からすると自分で購入しなくては乗れないと考えてしまいます。
しかし、常識を疑う、見る視点を変えてみると次のようなコトが可能となります。
自動運転なので、必要なときにだけ、予約をすることで勝手にその時間に車が迎えに来てくれるシステムを作れば、自分で保有しなくても他の人と共有することができるのではないでしょうか?
例えば、週末しか乗らない人だと、駐車場にかかるお金や維持費は結構ムダが大きくなりますよね?
それが、初めから予約した時間のみ利用し、空いている時間を他の人がりようすることで、ムダな経費を押さえることができますよね?
自動運転技術とIot(モノのインターネット)の技術が合わさることでこれらのコトが可能になります。
現在ある、タクシーやレンタカー会社は、車のメンテナンスを行う従業員だけ雇えば済むのでかなりのコスト削減ができ、また、利用者の負担を軽減するコトが可能になります。
この場合、
ニーズは「個人所有をしなくていい自動車」
ウォンツは「利用者の利便性(好きな時間と場所で使える自動車)」になり、
こういった、事業を考える人は、稼ぎを増やすコトができるようになります。
また、この場合の学校教育の過程としては、
自動車学校で第一種免許を所得し、タクシー会社に就職するという教育ですよね?
ですが、これは自動運転技術が向上すれば、ほぼ必要なくなりますし、
自動運転車両の製造はやがてAI(ロボット)が行うようになるとすれば、人はほぼ必要なくなりますよね?
つまり、この新規事業という”答え”を最初に生み出した人が稼ぎを得ることができるようになります。
これまでの常識を疑えば、ニーズの中にあるこれから人が必要とする”ウォンツ”を生み出すコトができるようになります。
そして、この”答え”である”ウォンツ”は、1つとは限りません。
これまでの常識や今ある常識にちょっとした変化やプラスアルファを考えれば、
それは立派な『独自性』となります。
人生を変える勉強とは”答え”を生み出すということ!
今日、お話ししたことは、
これまでの教育が”答え”にたどり着くための方法ということと、
これから必要となるのはその”答え”を生み出すということでした。
が、ご理解できましたでしょうか?
時代は、絶えず変化し、情報化社会によってその変化は急加速度的に進化しています。
これまでの教育である”答え”たどり着く方法をいくら勉強してもそれが終わる頃には、
その”答え”はどこか別の場所に移動してしまうか、なくなってしまっている可能性も大いにあります。
そして、
これから就職に必要となるのは「希少性」
多くの稼ぎを得る可能性となるのは『独自性』
が必要となるということでした。
ぜひ、時代の速度にあった勉強を行って、他の人やAIに負けない仕事、働き方を行いましょう。
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