14歳の起業家に学ぶ、これからの仕事に必要なこと!
先日、イギリスの郊外に暮らす14歳の少年が億万長者になりました。
もちろん、親や親族の財産を継いだわけでは無いです。
その少年の商才は、フォーブス2016年億万長者TOP10にて
経済ニュースを賑わしているみたいですが、
億万長者になったことより、この少年の発想や考え方が
これからの時代には必要なことだと思います。
なぜならAI(ロボット)の進化で我々が携わる、
携われる仕事は変わってきているからです。
そして、その次代は急加速的に変化し続けています。
今日は、このイギリスの少年の話を交えながら
これからの仕事のあり方、考え方の話をしていきたいと思います。
これも隙間産業?義務が廃止されたステッカーをリニューアル!
彼の名前はハーベイ・ミリントン。イギリス在住の14歳の少年。
彼が目をつけたのは、納税時期が書かれた車のステッカー!
イギリスでは、道路税の納付時期を記載したステッカーを貼ることが義務付けられていた。
日本でいうところの車検シールなのだが、
実はこのステッカー貼らないといけない義務が
2014年で廃止されてしまったのだ。
ステッカーを貼る義務は廃止されたが、
当然、納税しなくては車にのることはできません。
そして、貼らなくなってしまった事で、
納付時期を忘れてしまうドライバーが多くなってしまったそうです。
そこにハーベイ君は目をつけました。
道路税額や納付時期が記入できて、
誰もが貼りたくなるおしゃれなステッカーの商品化。
価格は4ポンド、日本円で1枚500円。
なんとこの事業は当たり、
販売開始から2ヶ月目には、週に400件もの注文が入るようになったそうです。
単純計算で、日本円で月80万ほど。
彼はこの事業を、当たり前だが学校に通いながら行っています。
毎日、1時間はお客の対応に追われているといいます。
そして、この事業『タックス・ディスク・リマインダー』は
わずか1年ほどの間に日本円で1,370万という利益を出しています。
これスゴイですよね。
ネットがあることで何気ない個人ビシネスも大きな事業になる。
それと、これはネットでビジネスの可能性を示唆している。
例えば、この少年がネットがない時代にこの事業を思いついたら
こうはうまくはいっていないだろう。
せいぜい、口コミで近所に数百枚売れれば、
大成功と言える事業モデルだったに違いない。
だが、個人でもメディアを持てて、
宣伝をほぼ無料で行えるネットというツールが
これを可能にしている。
つまりは、情報の拡散の速さが
広告や企業の発展の速さも加速させているということだ。
ただの口コミでこのステッカーを売っていたら
1,000万の売上になるまでにどれほどの時間がかかるだろうか?
もしくは、口コミでは学校の校区内ほどにしか広まらなかったかもしれない。
彼の凄さはここから
しかし、確かにこれもスゴイことだが、これでは億万長者には程遠い・・・
だが、ここからさらに彼の商才の凄さが覗える。
14歳でこれだけの売上、お金を稼いだら、おもちゃを買っても
良さそうなものだが、彼は次の事業を考えていた。
それは、富裕層向けのキャンプ施設だった。
そして、そのために1.2ヘクタールを買ったのだが話は一変することとなる。
なんとその土地に、200万ポンド日本円で2億7,000万の値段がついたのだ。
まっ土地にこの価格がついたのは偶然かも知れないが
若干、14歳にして、ステッカー事業を思いつき、
成功させて、さらに次の事業まで考えていたとは・・・
そして、まだ驚くことがあった。
それは彼の夢。
彼の夢は、実は警察官になることだという。
これには、再度驚きだったが、
でもこれは、すごく今の時代にあった仕事の考え方だと言えます。
これからの仕事はダブルスタンダードがいい
私が彼の事で感心したのは、次々に事業を考えたり、
またそれとは別に仕事を持とうとすることだ。
これからの仕事のあり方としては
これまでの本業1本でと言うのはあまりに心細い。
なぜなら、時代は加速的に進んでいっていて、
1つの仕事や流行りが何時まで続くかわからないからだ。
ネットビジネスは超加速的に進化をしている。
スマホが出てきてから、ここ数年、流行っているモノで
ソーシャルゲームというものがありますね?
そう、アイテム課金と言う用語を生んだゲームです。
それまでのゲームは私たち世代ではファミコンや
ソニーのプレイステーションといった、
ソフト買い取り型のゲームだ。
つまりは買ってしまった後はもう
それ以上のお金はかからないデームでした。
だが、アイテム課金と言うシステムが導入されて、
ゲーム自体は基本無料だが、課金することで
ゲームのグレードをアップすることができ、
1つのゲームでこれまで数倍の利益を得られる仕組みでした。
だが、今はどうでしょう?
子どもが親のカードなどで高額な請求をされたり、
一部のゲーマーが借金までするといった社会問題が上がったりし、
規制が入ってしまって、もうアイテム課金で儲けを出すのは難しくなってきています。
そして、また買い取り型のゲームが再燃にすることに!
今ある、ソーシャルゲームはすでに課金を目的とせず
かなりの部分が無料で楽しめるようになっています。
これは数年も経たない内にマーケティングが変わり
アイテム課金に変わって、別なマネタイズ(稼ぎを得る場所)を
作る必要が出てきているということ。
つまり、多くにアプリやゲームは集客のためだけのモノ
企業として売上は別なところで上げなくてはいけなくなっている。
ということ!
最後に
ちょっと話が脱線してしまいそうなので、
マーケティングの話は、また今度ということで!
今日、お話したかったのは、
ちょっとのアイデアがネットがあることで収益を生みやすいということと、
これからは副業など2つ以上の仕事を持つことが大事だということです。
以上を踏まえて、
ぜひ、ネットでビジネス、副業をもちましょう。
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