差し迫る現実!? 老後の不安・・・
最近よく耳にする『年金問題』
『年金制度は破綻するのか?』
『年金の受給額は?』
『受給年齢は70歳になるの?』
『企業年金(厚生年金)は廃止されるの?』
と様々なウワサが聞かれていますが、
今後、年金システムはどうなっていくのでしょうか?
私はとある友人とこんな話でちょっとした言い合いをした覚えがあります。
もう10数年前になるのだが当時私は様々なビジネスを模索していた。
なぜなら、その当時にはすでに終身雇用や年功賃金といった会社のシステムや社会保障といったシステムにも“ゆらぎ”が現れたからだ。
そして、年金システムはいつか破綻すると言う話が上がりだした。
その話で友人と口論になった。
その友人は高校を卒業後すぐに就職をしており、
当時の周りの同級生たちより、それなりに安定した生活を送っていた。
だが、私がこんな話をしたことで口論となった。
『年金システムはやがて破綻するし、仮に残っていたとしてもそれだけで生活できるとは思わない』
と、すると友人は
『お前バカか?年金は無くならなし、国がそんな事するわけがない。
そんな事社会人としてちゃんと勤めて、働いてから言えよ』
と、
しかも私が社会人になる1990年台は、年金の受給年齢は60歳から
だったが現時点では65歳からとなっており、この受給年齢は70歳に引き上げられるという話があるのは周知の事実だ。
その友人には、それからしばらくして疎遠になってしまったので
それ以来話をしていないのだが今はどう思っているのかが気になる。
そして最近、東洋経済オンラインでこんな記事を見つけました。
“「年金これだけしかもらえないの?今まで欠かさず納めてきたのに?」
老齢年金の受給手続に年金事務所を訪れたAさん(65)は思わず声を上げた。Aさんは同い年の妻(65)と東京都内で2人暮らし。65歳の誕生日を間近に控え、大学卒業以来40年以上勤めた会社を定年退職した。定年後は夫婦で旅行へ行ったり、孫と遊んだりして過ごすのを楽しみにしていたという。
Aさんに提示された年金見込み額は月額約18万円。65歳以降は年金から介護保険や税金が天引きされるので、実際の振込額は月額15万~16万円程度になるのではないかとのこと。結婚以来専業主婦であった妻の年金と合わせて「月30万円くらいあれば十分暮らせるね」と夫婦で話していたのが目論見を大きく下回った。
「結局、国は65歳を過ぎても働け……と言っているのか?」。年金事務所を訪れた1週間後、Aさんは再就職先を探しにハローワークを訪れた。「いろいろ調べてみたけれど、65歳を過ぎるといい求人はないね」と寂しそうに笑った。”
http://toyokeizai.net/articles/-/121989
東洋経済オンライン記事より抜粋
これを見るとやはり考えてしまう。
年金の額も気になるところだがそこから税金も引かれている事実。
働いてる間、ずっと税金を払い続けてもここからも税金が引かれるとは
国が支給いているはずの年金、その一部を国が摂ってしまう。
この方の場合、月の支給額は厚生年金も含んでいるのだが
それでも夫婦2人合わせて月額15万円程度。
果たしてこれで、老後ゆっくりした人生を送れるんだろうか?
このままでは確実に年金をもらっても
何かしらの稼ぎ(収入)が必要だろう。
しかも厚生年金がなく国民年金だけになってしまうと
その額は月額6万5千円となってしまう。
これでは住居費、光熱費とわずかな食費ぐらいしかない。
本当にこれで生活できるのだろうか?
やっぱり、厚生年金がいいのか?
確かに額面だけを見れば、厚生年金のほうが有利だろうけど・・・
いや、そうとは限らない。
なぜなら、
厚生労働省はこの厚生年金基金制度の“廃止”の方針を固めている。
なので、厚生年金に頼るのは今は危険なのだ。
やはり、今から何かしらの準備が必要な時代になったのだと思う。
なるべく早く、年金に頼らない生き方、資産形成を考えいといけない。
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