ネットビジネスの基本と本質『3つの要素からなる仕組み』

SNS、SEO、IPアドレス、アドセンス、キーワード、コンバーション。
Web上に溢れるアルファベットや単語の数々・・・

これが何のことかいまいちピンと来てない方も多いと思います。

特に僕も含めバブル期に思春時代を過ごした大人やそれ以上に先輩の方々には
何のことだかよく理解されていないのが現状です。

しかし、現代の仕事はパソコン(以後PC)が無いとできない職種がほとんどです。
これはもう知らないでは済まされない事項の1つとなっています。

 

僕は学生の頃からPCを使っていましたし、
広告業に携わっていたので、一様同世代よりは詳しいつもりでいますが
生まれた時からネット環境のある10代20代の若い子たちには敵いません。

ちなみに僕は学生時代に情報処理科を専攻していたのですが
授業はDOS-Vと言われる現在のPCの基本プログラムでしたし、
今では当たり前にあるWindowsも一般販売が始まったばかりでしたね。

Windows95が発売されたのは高校卒業ぐらいの時で
CD-ROMが始めて搭載されたNECの98シリーズを無理して買ったのを覚えています。

現代の子たちはフロッピーや5インチディスクなんて知らないですよね?

アップル社のマッキントシュなんて当時はあまり出回っておらず、
一部のデザイナーや印刷業者にしかありませんでした。超高かったし(ーー;)

その後、携帯電話やPHSといったモバイル端末が販売されることとなります。
今はスマホやタブレット(モバイルPC)の時代となっており、
PCは仕事だけでなく我々の生活に無くてはならないものとなりました。

特にタブレットは学校や塾でも取り入られており、
市立の中学校や高校などでは入学時にタブレットの購入の必要がある場合もあるみたいです。

 

また、殆どの学校がメールやHPで連絡を行うので電話連絡網リストなんて無いです。

電話連絡網リスト・・・懐かしくないですか?

これほとんど朝一に来るので眠い中やらないとしけないし、
時間かかるし、電話に出ない場合もあるので・・・
そうこうしてると入れ違いも起こったりで大変でしたね。

現代の学生は趣味や娯楽だけではなく学業にも巧みに活用しています。

しかし、僕らバブル世代やそれ以上の方、詳しくない方にとって
これを理解することは容易なことで無いかもしれません。

ですが、ご安心ください。

一見、複雑に思えるネットの世界ですがビジネスであることに変わりはありません。

このネットにおいてのビジネスの基本さえ理解してしまえば、
複雑なネットワークの知識やPCの知識なんてあまり必要とはしないことがわかります。

 

ネットビジネスの基本3つの要素と本質

ネットビジネスというよりは、これはビジネスの基本となるのですが
シンプルに3つの要素に分けることができます。

 

それが

『”利用する、または消費する”人や企業』

『”提供する”人や企業』

『情報を”拡散する”人や企業』です。

 

このビジネスの基本要素である3つの事を理解することでネットビジネスだけでは無く
ビジネスの考え方と稼ぎ方が見えてきます。

 

利用する、または消費する”人や企業

『”利用する、または消費する”人や企業』とは、
ネットで買い物をしたり、ネットのサービス、
SNSやゲームと言ったモノを利用する人たちのこと。

つまりはカスタマー(消費者)のことです。

提供する”人や企業

『”提供する”人や企業』とはサービスや商品を作っている人や企業を指します。

Googleが作ったアプリやトヨタが作った車、職人さんなどが作った家具、
コックさんが作った料理などを生み出すことです。

つまりはメーカーやデベロッパーとなります。

また、この“提供する”とは、製造業だけでなくサービスやエンターテイメント、
更にはノウハウや知識と言ったものも含まれます。

例えば、エンターテイメントで言うと、YouTubeなどの動画配信サイトなどで、
独自動画を配信している方や音楽制作し、配信している方などがいますし、
ノウハウや知識で言うと書籍や情報商材と言った商品がありますね。

 

拡散する”人や企業

『情報を”拡散する”人や企業』とは、これはどういう事かというと、
Googleが作ったアプリやトヨタが作った車、職人さんなどが作った家具、
コックさんが作った料理といったサービスや商品などの
情報を”拡散する”こと、つまりは広告宣伝をする人や企業の事を指します。

ネット上では、見て広告とわかるバナーやCM動画などの他、
情報の拡散という意味ではブログやSNSにおいて、
書かれているものその全てが広告になりえます。

また、情報そのものが商品となる場合もあります。

 

稼ぐには”提供”と”拡散”する側にまわらないといけない

3つの要素の中で稼ぎを上げれるのは
サービスや商品を生み出す、つまりは”提供”する側
もしくはそれらの情報を”拡散”し宣伝する側にまわるしかありません。

 

当然ですが、稼ぎたいと思っているのであれば、
いつまでも”消費者”であっては行けません。

 

提供するものは自分のモノでなくても構わない

当然ですがサービスや商品といった売るものが無くてはビジネスは成り立ちません。

しかし、勤めの仕事をしていたり、専業主婦、学生といった、
自分の商品を持っていない一般層では”提供”側にまわる事はちょっと難しいですよね?

ですが、ご安心ください。ネットビジネスではそんなもの関係ありません。

確かに自分の独自サービスや独自商品を持つことで
利益の高い稼ぎを生み出すことができますが、
ネット上にはすでに売れているサービスや商品が溢れております。

それらを販売できるサービスがあったり、
自分の持っている情報を売ることも可能となるので、
提供するものに困ることはありません。

ネットビジネスでは情報の”拡散”が主な仕事!

サービスや商品を生み出すことはそれなりの技術をようしますが
すでにあるサービスや商品の情報を”拡散する”ことは誰にでもできます。

例えば、自分で利用したサービスや使ったことのある商品の感想を
ブログやSNSを使っておすすめ、もしくは注意喚起を行えばいいわけですから。

これを行っている有名な企業がAmazonや楽天、YAHOO!といった企業です。

Amazonや楽天、YAHOO!のサイトには自社サービスや商品の他に
企業や職人さんが作ったお店のページがあり、多くの商品が売られていますよね?。

これらのサイトは百貨店のようなサービスであり、
そうやって自社サイトに集客を行いサイトに訪れた方々に
他社のサービスや商品のおすすめをして利益を得ているわけです。

つまりは広告代理業となるのですが実はこれがアフィリエイトと呼ばれるものです。

アフィリエイトと聞くと副業やお小遣い稼ぎのイメージが付きまといますが
成果報酬型広告という広告代理業の事を云い、ビジネスモデルの1つとなります。

そして、これを個人でやっているのがアフィリエイターと呼ばれる人たちです。

実は、ネットビジネスの3つの要素で一番重要となるのは“情報の拡散”です。
そして、最も簡単に個人が稼ぎを生み出せる項目でもあります。

 

 

拡散させる情報自体も価値を生む

時として、有益な情報は情報そのものが価値を生む場合があります。

それは、情報発信者が有名になるということです。

例えば、ネットビジネスを行っている日本で1番有名な方といえば、
ホリエモンこと堀江貴文さんではないでしょうか?

堀江さんはブログやメルマガを運営されていますが、
その中の記事には使っている日用品やデジタルガジェットや
本などのおすすめがされています。

もちろんブログは誰でも無料で読むことができます。

しかし、メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」
有料となっているのでこれも1つの商品と言えますね。

中身はブログだとあまり広められないけど、
ビジネスマンや起業家にはとても参考になるニッチな情報だったり
営業マンが営業や接待で使えるお店などがの紹介がされていたりします。

書かれている内容はもちろん自分でネット検索すれば調べられる情報もあるでしょう。

しかし、堀江さんがおすすめすることで知らない他人におすすめされるより、
その情報の信憑性が高まりますよね。

つまり、堀江さんの人気や信用に対して価値が上がるわけです。

ちなみにメルマガは週一回配信されており、
月額864円(税込み)となっています。
会員数は15,000人もいらっしゃるみたいなので
メルマガの売上だけで月間1300万円ほどになりますね。

これは世間的に名前が売れている堀江さんだから到達できる金額なのかもしれませんが
ネットの世界では趣味、思考が似通った人が集まりやすい特性があります。

 

『類は友を呼ぶ』ネット社会は共感を得られやすい。

例えば、ネコのブログやプラモデルの動画がそうですね。

空前のネコブームということもありますが、
ネコやイヌなどのペットブログは人気のあるジャンルの1つです。

注目されば、書籍化されることだってあります。

またプラモデルに関するブログや動画は
商品のレビューや制作する様子なども人気です。

特にガンダムのプラモデル、
通称ガンプラは前世代共通して人気があります。

このように何かしらの情報には同種の仲間が集まることから
何気ない趣味のブログや動画、特技、または知識であっても
価値を生む可能性が十分あるということになります。

拡散する情報も自己のブランド力を高めることで稼ぎを生む
ことができるということです。

 

情報の拡散と自己のブランド化で稼ぎを生み出す。

ネットで稼ぎを得るためには“提供”と”拡散”を行わない行けません。

そしてタダの消費者でいる限り、稼ぎを生み出すことはできません。

ちょっと受け入れがたいことかもしれませんが
これから先、勤めというスタンスの仕事だけでは
消費者という立場を抜け出すことはかなり難しいです。

勤めという言い方を変えると命令に従う労働力となります。

つまり企業や会社に仕事を与えられるだけの存在になります。
そして、命令に従うだけならAI(ロボット)にもできる時代になっているからなんです。

この先の時代には自分で何かを発信できるスキルを
身につけることができなくては仕事はなくなってしまいます。

しかし、自己のブランド化、そして発信するスキルをしまえば、
企業や会社に対等に交渉し、仕事を売ることもできますし、
社会や企業に頼らない生活が手に入りやすくなりますよ。

なので、是非ネットビジネスを生活に取り入れ、
ネットビジネスの仕事術を磨き、自己ブランドを確立しましょう。

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