
海外は農業が優先順位が一番高い!?自給率=安全保障!
世界の主な国の食料自給率(カロリーベース)
国名 自給率(概算) 備考・特徴
🇫🇷 フランス 約 130% EU最大の農業国。穀物・乳製品輸出国
🇺🇸 アメリカ 約 120~130% 世界最大級の穀物輸出国(トウモロコシ・小麦)
🇨🇦 カナダ 約 250% 穀物・牛肉などの輸出国。人口に比して生産力大
🇦🇺 オーストラリア 約 220~250% 小麦・肉類・乳製品輸出国。乾燥地でも農業展開
🇩🇪 ドイツ 約 90% 工業国だが農業支援が厚く、自給率高めを維持
🇬🇧 イギリス 約 60% 加工食品・果物などの輸入依存度高め
🇯🇵 日本 約 38%(2022年) 米は自給できるが、飼料穀物・小麦・油などを大量輸入
🇰🇷 韓国 約 45% 米は自給率高いが、畜産・油・小麦で輸入依存
🇨🇳 中国 約 95~100% 大規模農業国。トウモロコシ・小麦は高自給、だが大豆は大量輸入
🇮🇳 インド 約 100%以上 穀物・豆・野菜中心に国内供給可能。輸出も多い
そして、ロシアが不況や戦争に強いのは基本食品自給率が90%を超えるからです。
🇷🇺 ロシアの食料自給率(概観)
品目 自給率(概算) 備考 穀物全体 150~180% 小麦の世界有数の輸出国。ウクライナ侵攻前も高水準
小麦 200%以上 毎年の大量輸出(アフリカ・中東・アジア向け)
野菜 約 90%以上 ハウス栽培などで自給体制を強化中
肉類 約 95~100% 豚肉・鶏肉はほぼ自給可能。牛肉は一部輸入
乳製品 約 95~100% 乳牛・乳製品生産が安定している
砂糖 100%以上 甜菜(ビート)糖の国内生産が主体
大豆・油脂 約 90~100% 大豆生産増加中。ひまわり油なども主要輸出品
ロシアは「ほぼすべての基礎食料品で自給可能」な国であり、特に穀物においては大きな輸出超過国です。2014年のクリミア併合後の経済制裁を受け、ロシア政府は「食料主権(Food Sovereignty)」政策を強化。外国産農産物の輸入制限 → 国内農業への補助金・投資を集中。2020年代には、ほとんどの基礎食料品を自給・輸出可能な水準に到達。
本当の国力とはなにか?
それでも日本のおコメの自給率はほぼ100%を達成しているのは赤字でも日本(お米の国)を守りたいと考える農家さんのおかげではないだろうか?
そろそろ消費者も政府もこの事実に気づかないと将来、米や野菜を食べられなくなるどころか大きく国力を削ぐことに繋がる可能性もあります。
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